【紙コミックス①巻11/8発売②巻12/6発売✨】鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
一分でも一秒でも速く隼が欲しい。隼のことが欲しくて欲しくて堪らない。私の全部を隼でめいっぱい満たして欲しい。隼にならメチャクチャにされてもいい。むしろメチャクチャにして欲しい。
私の頭の中は、いつしかそんな想いで埋め尽くされてしまっていて。
やっと隼自身で満たしてもらえるんだ、という安堵感と、隼にどんな風に愛されるのだろう、という期待感とがせめぎ合っていた。
「うん。隼にならメチャクチャにされても平気」
そんなわけで私は、一切迷うことなく思ったまんまの言葉を隼に向けて真っ直ぐに紡ぎ出していた。
すると、一瞬驚いた様子の隼が苦笑を零した直後。
「侑李には敵わないな」
ボソッとよく分からないことを独り言ちてから、艶っぽい眼差しで私のことを見つめつつ、
「分かった。僕が侑李の望み通りにしてあげる」
なんとも甘やかな艶っぽい声音でそう言ってきた隼が、私の唇に口づけてきて。
再開された甘い甘い極上のキスは徐々に息もつかせないほどの激しさを増していく。
隼の手指は、私の身体の緩やかな曲線と柔肌の感触を愉しむように縦横無尽に這い回っている。
勿論、さっきまで触れてもらえてなかった胸の先端を執拗かつ丁寧に、強弱をつけた絶妙な匙加減で擦ったり捏ねたりを繰り返していて。
激しい官能的なキスを交わしながら喘ぎ続けている、私のくぐもった嬌声は、隼の熱に絡めとられ飲み込まれては消え。
やがて隼の滑らかな掌が太股の内側を撫でながら、ゆっくり核心へと這い上がっていく。