【紙コミックス①巻11/8発売②巻12/6発売✨】鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
いつしか再開された、甘くて熱い情熱的なキスと、ゆるゆると繰り返される隼の巧みな腰遣いに翻弄されつつも、それに合わせて腰を揺らめかせ、合間でくぐもった嬌声を漏らしながら、絶え間のない快楽に身を委ねた。
この頃には、僅かに残っていた理性も羞恥さえもどこかに吹き飛んでしまっていて。
互いの身体に互いの愛を刻み込むように激しく貪り合い。
時には、後ろで両手を拘束具で拘束されたまま四つん這いになって背面に覆い被さってきた隼によって、獣のように激しい腰遣いで攻められたり。
隼の身体の上に跨がって、自ら隼のことを導き受け入れ、髪を振り乱し身体をくねらせ快感を貪ったり。
その時には、外からも花芯をローターでも攻め立てられたりもした。
隼の鍛え上げられた逞しい胸板や割れた腹筋というように、身体の至るところに、手指や唇や舌を這わせて愛撫のお返しをしたり、キスマークをつけたり。
経験がなくて戸惑いつつも、隼の熱くて硬い立派な昂ぶりに唇を寄せて、辿々しくもなんとか気持ちよくなってもらいたい、その一心で、ご奉仕したりもした。
「////ーーゆ……侑李さん!? ちょっ……まっ」
「私も隼に気持ちよくなってもらいたいの。ダメ?」
「////……あっ、いや、お、お願いします」
「うん。ありがとう、隼。チュッ」
「……ぁッ……んぅ」
以前言ってたように攻められるのは苦手のようで、珍しく顔をほんのり赤らめて、初めこそ驚いて戸惑っていた様子の隼も、私の想いを受け取ってくれていた。
隼の口から時折漏れ出る悩ましくも艶かしい吐息や呻く声も。隼の少し色素の薄いブラウンの汗にまみれて乱れた柔らかな髪も、肌に迸る汗も、その匂いも白濁でさえも。
隼を形作っている細胞ひとつひとつが愛おしくて愛おしくてどうしようもなかった。
そんな濃厚な甘い一時を過ごした私たちは、今まで感じたことのないような、ふわふわとした幸福感の中をいつまでもいつまでも漂い続けた。
こうして隼の宣言通り、私と隼はそれから朝まで何度も何度も飽きることなく愛し合っていたのだった。