Flower black
「は、い……」
同じ高校生のはずなのに、この夜の街に溶け込んでいるどころかそのオーラで人一倍目立っている。
下手な夜の人間より確実にオーラがずば抜けていた。
「"流星"の姫が自ら僕達に接触してきてくれるとはねー……よし、とりあえず持って帰ろうこの子」
「……まあ"流星"の姫なら色々聞きたいことあるしな」
「賛成〜」
そしてどんどん話が進む3人を目の前に私は何も言えなくなっていた。
私に聞きたいことがある……?
もしかしてこの人たちは"流星"がなにをしているかを知っているの……?