Flower black
「まぁ簡単に言えば表上は生徒会みたいなものだよ」
……そうなんだ。
華ノ蔵は生粋のセレブしか通えない学校だ。
そんな中トップに立つって相当すごいことだと思う。
「……で、気付いたと思うけどこの教室には僕たちFlower blackしかいない。それは僕たちがクラスジュエリーだから」
「クラスジュエリー?」
「うん、クラスジュエリーは最も家柄が優れている者か成績優秀者じゃないとなれない。
Flower blackはクラスジュエリーの者じゃないと許されないことになってる。
Flower Pinkもそうだったから」