Flower black
「……ていうか俺が気になるのは……菫さん、蘭とちょっと話してきていい?」
「?、いいわよ」
「ありがとう。蘭、ちょっと来て」
「え? うん……」
光くんはそう言って私の腕を引っ張り、病室をでて談話室へ連れていった。
なんだろう……
「その制服ってFlower blackだという証の制服だよね? 蘭、Flower blackに入ってるの?」
「え……」
光くん、Flower blackを知っているの……?