Flower black



「なにしにきた! 昴さんも銀河さんもここにはいねえぞ! 分かったならさっさと……うっ」


警備の人は桜夜くんたちに怒鳴ると一瞬でお腹を抑え、倒れ込んだ。



「……残念。銀河はいないのか……まあ君たちにも用はあるからさ」


「なっ……」


「"流星"のチームはこれで全員? じゃあ全員かかってこいよ。1人残らず潰してやる」



桜夜くんはそう言って睨み、その場から駆けだして"流星"の奴らの中へ勢いよく入っていった。


菊磨さんも桜夜くんと一緒に躊躇わずその中に入っていく。


私は目の前の光景を疑った。



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