Flower black



「……銀河。君はどうする?」


「どうするって……俺は橘組のことがあるから香月家には行けない」


「……まぁそうだよね。任せたよ、橘組のことは。裏切ったら……タダじゃおかない」


「裏切らねえよ……」



強く銀河を睨む桜夜くんに銀河は目を逸らした。



「……なにか進展があったら僕に連絡をして。それまで僕も僕で話を進めておく」


「……分かった」


「蘭、行こう」



桜夜くんは寝ている光くんを軽くおんぶをして"流星"のアジトをでた。



< 303 / 425 >

この作品をシェア

pagetop