Flower black
「わっ……」
桜夜くんはドサッとまた私をベッドに押し倒した。
「僕、ずっと蘭に触れられてなかったから結構限界なんだよね。つづきしようか」
「へ……!?」
私心臓がもう限界なんですけど……!
「今日は久しぶりにずっと触れ合ってようね、蘭」
ニコッと笑う桜夜くんに私は少し戸惑う。
こ、これは……今夜は眠れそうにないな……
でも久しぶりに桜夜くんにずっと触れていられる。
そして桜夜くんは朝まで私のことを愛した。