Flower black
「……そんなことで驚かなくていいからさ、早く銀河をだしてよ。……だしたくないのなら僕達は君達をココで潰すしかないけど」
「……っ!」
ニコニコ笑って首を鳴らす桜夜くんに監視達は黙り込んだ。
……すごいな……喧嘩もしないで圧倒させるなんて。
桜夜くんの背中はすごく大きい。
「……分かりました。銀河さんの所へ案内します……」
「うん、ありがとう。行こ、蘭。菊磨」
「……うん」
「おー……」
そう言う監視達に私たちは静かに着いて行った。