恋の涙、愛の傷
午後10時前、高科から
『今から来るよ』
とメールがあった。

カナは高科が来るだろうと時間を考えて、外で待っていた。


しばらくすると、見慣れたスポーツカーがカナの前で止まった。

「中で待ってればよかったのに」

カナは笑顔で「大丈夫」と答え、助手席に乗り込んだ
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