恋の涙、愛の傷

「苦しませて、ごめんね・・・。」


高科が、そっと謝る。



カナは思わず高科を抱きしめる



「愛してる・・・。

高科さん・・・・。

でも、一緒には居られない・・・。

私がだめになっちゃう。

高科さんについていきたい


でも、ついていったら、

私、高科さんを独占したくなる。


あなたを、余計に苦しめてしまう・・・。

だから、一緒にいられない」


涙をこぼしながらカナは言った



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