いつまでも、、、
~心愛side~
真っ暗な暗闇を歩いている。
小さな光を見つけて歩いても届かなくて、もう歩くのを止めようと立ち止まった。
すると、大好きな声がたくさん聞こえてきた。
"心愛!!!心愛起きて!!!"
"心愛!!!"
"起きろ!!!!"
"いったら駄目だ!!!!"
グッと引っ張られたその先に眩しい光が···
ピッ····ピッ·····
「······」
真「心愛···??心愛っわかるか!?」
「·····」
お髭這えてる···
なんか痩せた??
「····ぱ····」
真「起きたっ俊樹!!幸ちゃん!!」
俊「心愛!!!」
幸「心愛···良かったぁ····良かったっ···」
泣いてる···
俊ちゃんも幸ちゃんも、お髭生やしてる。
ガラッ
修「ハァー····ハァー····心愛??」
「し····ちゃ····」
修「良かった····ちょっと診察させてな。」
看護師さんが出入りしたりして、たくさん検査して4人と私だけになった。
「···生きてる···」
真「死なれてたまるか···何であんな所にいたんだよ··」
「親権が変わったって聞いて···何か動くと思って····後見人の人····ママに見捨てられたの。だから···あの日は後見人のおじさんの近くをはってて···ナイフ持ってたおじさんがパパ達が近寄ってくのがわかった瞬間飛び出してた。」
真「飛び出すなよっ···お前···本当危なかったんだぞ····死んじゃったらどうしようって毎日不安で···」
「···お髭這えてる···」
手を挙げパパの頬に触れた。
真「··身なりなんて気にしてられないよ···傍を離れるなんて出来ない···」
「····もう···大丈夫。」
真「大丈夫じゃない。」
「いつ退院出来る??このお部屋···高そう···」
修「部屋は大丈夫だ、タダだから。ここの医者の家族ならタダで使える。」
よく見たら修ちゃんは手術着みたいなのに白衣を着てる。
「ここ···修ちゃんの病院??」
修「そう、お前のこの胸の傷も俺が手術したんだぞ。」
「凄い····カッコいいね。」
修「ありがと。心愛はまだ暫く入院だぞ。これを機に色々検査するから。」
「やだ。」
修「拒否権はない。」
お医者さんの修ちゃんはちょっぴり厳しい。
「····お金····足りるかな····いつから····働けるかな····」
修「そんな心配しなくて良い。」
真「パパがちゃんとするから大丈夫だよ。」
「自分で···ちゃんと····」
真「心愛、もうな···パパは心愛が寝てる間に全てを公表して、もう誰もがパパに子供がいるって知ってるし、心愛が刺されたことも知ってる。パパ達は···もう心愛から離れない。」
「何で····」
俊「俺らはもう守られたりしない。心愛を守る。麗華からも、男からも····4人で心愛の怖がるもの全てから守ってやる。」
幸「心愛·····今までたくさんありがとね···もう良いんだよ。思ってること···言ってみて??」
修「ほら、言ってみろ。」
「別に何も····」
真「····いつもパパを守ってくれてたんだな···亮達から聞いたよ····毎日···スケジュール調べて、近くで見守ってたって。ママから···遠ざけてくれてたんだな····接触しそうになった時は、たくさん動いてたって····そこまでしてパパを···」
「····大好きだから····」
真「···」
「パパ達のこと····凄く大好きだから····私が我慢すれば済むなら····良いの····パパ達はたくさんの人から必要とされてる····だから···」
私を必要としてくれる人なんて····
真「心愛だって必要とされてるよ。少なくともパパは····心愛のいない世界なんてっ···絶対嫌だからなっ····」
「泣かないで···」
真「泣かせたくないならっ····俺の傍から離れんな!!!このっ馬鹿娘!!!!」
声をあげて泣くパパに、私も涙が出てきた。
「パパ···泣かないでぇ···」
真「ヒック···馬鹿···心愛の馬鹿···絶対何があったってもう離してやんないからな!!!!」
もう降参だ。
たくさんたくさんいろんなことがあったけど···
もういいや。
今はただ、近くにいて良いと言うなら···
いてみよう。
もし駄目なら、その時考えよう。
真っ暗な暗闇を歩いている。
小さな光を見つけて歩いても届かなくて、もう歩くのを止めようと立ち止まった。
すると、大好きな声がたくさん聞こえてきた。
"心愛!!!心愛起きて!!!"
"心愛!!!"
"起きろ!!!!"
"いったら駄目だ!!!!"
グッと引っ張られたその先に眩しい光が···
ピッ····ピッ·····
「······」
真「心愛···??心愛っわかるか!?」
「·····」
お髭這えてる···
なんか痩せた??
「····ぱ····」
真「起きたっ俊樹!!幸ちゃん!!」
俊「心愛!!!」
幸「心愛···良かったぁ····良かったっ···」
泣いてる···
俊ちゃんも幸ちゃんも、お髭生やしてる。
ガラッ
修「ハァー····ハァー····心愛??」
「し····ちゃ····」
修「良かった····ちょっと診察させてな。」
看護師さんが出入りしたりして、たくさん検査して4人と私だけになった。
「···生きてる···」
真「死なれてたまるか···何であんな所にいたんだよ··」
「親権が変わったって聞いて···何か動くと思って····後見人の人····ママに見捨てられたの。だから···あの日は後見人のおじさんの近くをはってて···ナイフ持ってたおじさんがパパ達が近寄ってくのがわかった瞬間飛び出してた。」
真「飛び出すなよっ···お前···本当危なかったんだぞ····死んじゃったらどうしようって毎日不安で···」
「···お髭這えてる···」
手を挙げパパの頬に触れた。
真「··身なりなんて気にしてられないよ···傍を離れるなんて出来ない···」
「····もう···大丈夫。」
真「大丈夫じゃない。」
「いつ退院出来る??このお部屋···高そう···」
修「部屋は大丈夫だ、タダだから。ここの医者の家族ならタダで使える。」
よく見たら修ちゃんは手術着みたいなのに白衣を着てる。
「ここ···修ちゃんの病院??」
修「そう、お前のこの胸の傷も俺が手術したんだぞ。」
「凄い····カッコいいね。」
修「ありがと。心愛はまだ暫く入院だぞ。これを機に色々検査するから。」
「やだ。」
修「拒否権はない。」
お医者さんの修ちゃんはちょっぴり厳しい。
「····お金····足りるかな····いつから····働けるかな····」
修「そんな心配しなくて良い。」
真「パパがちゃんとするから大丈夫だよ。」
「自分で···ちゃんと····」
真「心愛、もうな···パパは心愛が寝てる間に全てを公表して、もう誰もがパパに子供がいるって知ってるし、心愛が刺されたことも知ってる。パパ達は···もう心愛から離れない。」
「何で····」
俊「俺らはもう守られたりしない。心愛を守る。麗華からも、男からも····4人で心愛の怖がるもの全てから守ってやる。」
幸「心愛·····今までたくさんありがとね···もう良いんだよ。思ってること···言ってみて??」
修「ほら、言ってみろ。」
「別に何も····」
真「····いつもパパを守ってくれてたんだな···亮達から聞いたよ····毎日···スケジュール調べて、近くで見守ってたって。ママから···遠ざけてくれてたんだな····接触しそうになった時は、たくさん動いてたって····そこまでしてパパを···」
「····大好きだから····」
真「···」
「パパ達のこと····凄く大好きだから····私が我慢すれば済むなら····良いの····パパ達はたくさんの人から必要とされてる····だから···」
私を必要としてくれる人なんて····
真「心愛だって必要とされてるよ。少なくともパパは····心愛のいない世界なんてっ···絶対嫌だからなっ····」
「泣かないで···」
真「泣かせたくないならっ····俺の傍から離れんな!!!このっ馬鹿娘!!!!」
声をあげて泣くパパに、私も涙が出てきた。
「パパ···泣かないでぇ···」
真「ヒック···馬鹿···心愛の馬鹿···絶対何があったってもう離してやんないからな!!!!」
もう降参だ。
たくさんたくさんいろんなことがあったけど···
もういいや。
今はただ、近くにいて良いと言うなら···
いてみよう。
もし駄目なら、その時考えよう。