この恋シークレット ~アイドルと運命の出逢いをしました~
コンサートが始まり早々に、笑ってしまう。
どうしても、女性の姿を確認したかったのだろう蒼が目の前から登場した。
ファンの子達は気づいていないだろうが、蒼が女性としっかり見つめ合っていた。
その後も、コンサートが盛り上がる中、シャイニングレインの他のメンバーも蒼の想い人の存在が気になるのだろう、前を通る度に女性を見ている。
これが、シャイニングレインの絆の強さなのだろう。事情を知る俺は、コンサートだけでなく、そちらも気になってしまった。
アンコールでは、真剣な蒼の告白に、ファンの子達は大半が分かってくれた様だ。
全員に理解されるのは難しいだろう…
コンサートが終了し、会場を後にする。
『頑張れ』と思いを込め女性の肩を二度『ポンポン』と叩いた。
『ふたりが上手くいきますように』と願いを込めて。
「パパ~すっごく楽しかった~」と娘の音々。
「僕も!」と息子の凛。
事情を話していた妻の奈々は、振り返り女性をもう一度見つめ、俺を見た。目が合うと頷く奈々。
『大丈夫』と言っているのだ。
想いが通じ合い、紹介してもらえる日が楽しみだ。
─END─
おまけページ検討中…
どうしても、女性の姿を確認したかったのだろう蒼が目の前から登場した。
ファンの子達は気づいていないだろうが、蒼が女性としっかり見つめ合っていた。
その後も、コンサートが盛り上がる中、シャイニングレインの他のメンバーも蒼の想い人の存在が気になるのだろう、前を通る度に女性を見ている。
これが、シャイニングレインの絆の強さなのだろう。事情を知る俺は、コンサートだけでなく、そちらも気になってしまった。
アンコールでは、真剣な蒼の告白に、ファンの子達は大半が分かってくれた様だ。
全員に理解されるのは難しいだろう…
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『頑張れ』と思いを込め女性の肩を二度『ポンポン』と叩いた。
『ふたりが上手くいきますように』と願いを込めて。
「パパ~すっごく楽しかった~」と娘の音々。
「僕も!」と息子の凛。
事情を話していた妻の奈々は、振り返り女性をもう一度見つめ、俺を見た。目が合うと頷く奈々。
『大丈夫』と言っているのだ。
想いが通じ合い、紹介してもらえる日が楽しみだ。
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