この恋シークレット   ~アイドルと運命の出逢いをしました~
「こんな可愛い葵を見て、ガッカリするわけないよ。反対に、2年も待たせた事後悔するんじゃない?」

「忙しくて、私のこと覚えているかな?」

「葵が信じてあげないと。アイドルでキャアキャア言われてた蒼が、今やアイドルの枠に囚われず、夕方の顔になってるんだから」

「そうだね。時々、蒼さんとの事は夢だったんじゃないかって思っちゃうの。未だに信じられなくて…約束まで半年だと思うとドキドキと不安が…」

「確かに。私も最初聞いた時、現実とは思えなかったもん。小説の世界だよ」

「今後どう言う結果になっても、私の今の努力は無駄じゃないと思いたい」

「無駄じゃないよ。私が保証する。私はずっと葵の味方だからね」

「ありがとう。真子が居てくれたから今の私があるんだよ」

友情に助けられ、ここまで来られた事を実感する葵だった。

約束まで、あと半年…







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