この恋シークレット ~アイドルと運命の出逢いをしました~
「…」感動で言葉が出ない葵。
「結城さん?聞こえていますか?」
「はっはい。すみません。感動して…蒼さんが私の事を覚えていてくれたんだと知れただけで嬉しいです」
以前の葵からは考えられない反応に、今度は原田が驚く。蒼の葵を思う気持ちが少なからず伝わり、頑なだった葵の気持ちに変化をもたらしている事が伝わった。
「では、当日お越しいただけるのをお待ちしております」
「はい。ありがとうございます」
住所を伝え電話を切った。だが、今の電話がまだ信じられず、感動の余韻に浸る葵だった。
一方の原田も、葵との電話をきり以前と変わらない好感が持てる話し方だが、蒼に対する気持ちには変化があった事を悟り嬉しくなる。蒼の頑張りも報われそうだ。この事は、蒼に伝えずに、コンサート最終日蒼本人が葵から聞くべきだと思った原田だった。
「結城さん?聞こえていますか?」
「はっはい。すみません。感動して…蒼さんが私の事を覚えていてくれたんだと知れただけで嬉しいです」
以前の葵からは考えられない反応に、今度は原田が驚く。蒼の葵を思う気持ちが少なからず伝わり、頑なだった葵の気持ちに変化をもたらしている事が伝わった。
「では、当日お越しいただけるのをお待ちしております」
「はい。ありがとうございます」
住所を伝え電話を切った。だが、今の電話がまだ信じられず、感動の余韻に浸る葵だった。
一方の原田も、葵との電話をきり以前と変わらない好感が持てる話し方だが、蒼に対する気持ちには変化があった事を悟り嬉しくなる。蒼の頑張りも報われそうだ。この事は、蒼に伝えずに、コンサート最終日蒼本人が葵から聞くべきだと思った原田だった。