この恋シークレット ~アイドルと運命の出逢いをしました~
数日後、葵の元へチケットが届いた。
場所は2階席の様だ。コンサートに行った事のない葵は、全く想像できない。ただ、手元にチケットが届いて初めて現実だと実感出来た。
そして、仕事帰り真子とカフェで待ち合わせ報告と相談する。
「お疲れ~何か葵良いことあった?」
「実は…」とチケットの入った封筒を真子に見せる。
「見ていいの?」と真子に聞かれ頷く葵。
真子はそっと中の物を出した。
「コレッ!!」と思わず大きな声で叫んでしまった真子は、中身を封筒に戻し慌てて手で口元を押さえ周りを見る。一瞬注目されたが大丈夫そうだ。
もう一度そっと中身を出し確認した真子は、葵を見る。
「葵、良かったね。それにしても、2年後の再会がコンサートだなんてね」周りを気にして小声で話す真子。
「ビックリした。すぐに完売したって聞いてたし」
「会社の子も、皆取れなかったって嘆いてたよ。しかも、このメモ」
そう、チケットにはメモが付けられていた。
場所は2階席の様だ。コンサートに行った事のない葵は、全く想像できない。ただ、手元にチケットが届いて初めて現実だと実感出来た。
そして、仕事帰り真子とカフェで待ち合わせ報告と相談する。
「お疲れ~何か葵良いことあった?」
「実は…」とチケットの入った封筒を真子に見せる。
「見ていいの?」と真子に聞かれ頷く葵。
真子はそっと中の物を出した。
「コレッ!!」と思わず大きな声で叫んでしまった真子は、中身を封筒に戻し慌てて手で口元を押さえ周りを見る。一瞬注目されたが大丈夫そうだ。
もう一度そっと中身を出し確認した真子は、葵を見る。
「葵、良かったね。それにしても、2年後の再会がコンサートだなんてね」周りを気にして小声で話す真子。
「ビックリした。すぐに完売したって聞いてたし」
「会社の子も、皆取れなかったって嘆いてたよ。しかも、このメモ」
そう、チケットにはメモが付けられていた。