天使になりたかった悪魔


あっ!いた!

天使だ。

白い羽が美しい。


僕は天使の近くに寄って、歌声に耳をすませた。


「我らが神様のため、
人間に幸せを与えよう~♪」


そこで歌は終わった。

僕はもっと聞きたくなって、思わずその天使に声を掛けてしまったんだ。




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