愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
アイス
「同じコンビニの人だよね?たまに見かけたことある。」
思いがけず私を見て話しかけてきた。
口から心臓が出てしまうんじゃないかと思うくらいドキドキした。
「うん、柳井由実です。」
「中村昌です。昌って呼んで。茉莉ちゃんと仲良かったんだ。」
「あ、うん…?えっと、本当は今日仲良くなったの。無理やり。」
「ハハッ、無理やりって。」
初めてしゃべる!それだけでかなり興奮してわけのわからないことを言ってしまった。
私が舞い上がっているうちに茉莉ちゃんの彼氏が会計を済ましてくれていた。
「えっ?自分の分は出しますよ。茉莉ちゃんのだけ出してあげて下さい。」
って言うけど彼氏は顔の前で手を振って『いいよ。これからも茉莉をよろしくお願いします』って言われた。
茉莉ちゃんめっちゃ愛されてる。
感動してる横で昌くんも『おごられとけば。こいつ茉莉ちゃんしか見えてないし。』って言ってた。
なのでここは素直に「ごちそうさまです。」て頭を下げた。
「家どこ?歩いて帰る?こいつらはバスで帰るみたいだけど?」
って昌くんに聞かれた。
「えっ?私はめっちゃ近いから歩いて帰ります。」
「ふ~ん、じゃあ送ってく。」
えっ?さっきの心の声聞かれてた?誰かに送ってほしいって思ってたけどまさか昌くんに送ってもらえるなんて…。
思いがけず私を見て話しかけてきた。
口から心臓が出てしまうんじゃないかと思うくらいドキドキした。
「うん、柳井由実です。」
「中村昌です。昌って呼んで。茉莉ちゃんと仲良かったんだ。」
「あ、うん…?えっと、本当は今日仲良くなったの。無理やり。」
「ハハッ、無理やりって。」
初めてしゃべる!それだけでかなり興奮してわけのわからないことを言ってしまった。
私が舞い上がっているうちに茉莉ちゃんの彼氏が会計を済ましてくれていた。
「えっ?自分の分は出しますよ。茉莉ちゃんのだけ出してあげて下さい。」
って言うけど彼氏は顔の前で手を振って『いいよ。これからも茉莉をよろしくお願いします』って言われた。
茉莉ちゃんめっちゃ愛されてる。
感動してる横で昌くんも『おごられとけば。こいつ茉莉ちゃんしか見えてないし。』って言ってた。
なのでここは素直に「ごちそうさまです。」て頭を下げた。
「家どこ?歩いて帰る?こいつらはバスで帰るみたいだけど?」
って昌くんに聞かれた。
「えっ?私はめっちゃ近いから歩いて帰ります。」
「ふ~ん、じゃあ送ってく。」
えっ?さっきの心の声聞かれてた?誰かに送ってほしいって思ってたけどまさか昌くんに送ってもらえるなんて…。