愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
昌くんの横顔を見入っていたら、不意にこちらを向かれてドキッとする。
「なんだよ?見すぎだろ。」
「いやっ、良く食べれるなぁって思って。しかも私の食べかけまで。寒いし…」
見つめすぎてることを指摘されてかなり動揺した。でもそれを悟られないように平静を装う。
「お前が残すからだろ。食えるっつったのに。」
そう言ってこちらを向く昌くんと目が合いまた胸が高鳴った。
「いや、良く考えたらダメな気がする。昌くんの彼女が今の見たらいい気しないもん。」
そうだった、高鳴っちゃダメなんだよ。動揺もしちゃダメ。だって可愛い(らしい)彼女いるし、自分の彼氏が他の子とこんなことしてたら私なら怒るもん。
「お前真面目だな。まあいいんじゃね?あいつもどこで何してるかわからねーし、気にしないだろ。」
「えっ?彼女だよね?付き合ってるんだよね?気にするよ!」
「まぁ、お前なら気にしそうだな。」
「じゃあ、昌くんは?彼女が他の男の人と夜二人で歩いてアイス食べてて気にならない?」
つっこみ過ぎたかも…いつもの悪い癖だ。
昌くんは無言で空を見上げている。
「ん~、まぁ、気にならないかな。」
と少しの沈黙の末、答えた。
「わからない。なんで付き合ってるの?」
つい、余計な質問をまたしてしまった…
「なんだよ?見すぎだろ。」
「いやっ、良く食べれるなぁって思って。しかも私の食べかけまで。寒いし…」
見つめすぎてることを指摘されてかなり動揺した。でもそれを悟られないように平静を装う。
「お前が残すからだろ。食えるっつったのに。」
そう言ってこちらを向く昌くんと目が合いまた胸が高鳴った。
「いや、良く考えたらダメな気がする。昌くんの彼女が今の見たらいい気しないもん。」
そうだった、高鳴っちゃダメなんだよ。動揺もしちゃダメ。だって可愛い(らしい)彼女いるし、自分の彼氏が他の子とこんなことしてたら私なら怒るもん。
「お前真面目だな。まあいいんじゃね?あいつもどこで何してるかわからねーし、気にしないだろ。」
「えっ?彼女だよね?付き合ってるんだよね?気にするよ!」
「まぁ、お前なら気にしそうだな。」
「じゃあ、昌くんは?彼女が他の男の人と夜二人で歩いてアイス食べてて気にならない?」
つっこみ過ぎたかも…いつもの悪い癖だ。
昌くんは無言で空を見上げている。
「ん~、まぁ、気にならないかな。」
と少しの沈黙の末、答えた。
「わからない。なんで付き合ってるの?」
つい、余計な質問をまたしてしまった…