愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
家にいてもなんだか落ち着かなくて、だいぶ早い時間からコンビニに行ってみた。
控え室に入ると既に茉莉ちゃんは来ていた。
「茉莉ちゃんなんかあった?昌くんから電話あって茉莉ちゃんと連絡取れないって言われてさぁ昼間電話したのよ?ってかその顔…彼氏と何かあった?」
「あっ、そう言えばケータイ家に忘れてきたかも。」
一見普通に見えた茉莉ちゃんだけど、笑顔が無くなって顔色も悪い気がする。
「茉莉ちゃんの目が腫れてる。彼氏と喧嘩した?」
茉莉ちゃんは首を横に振る。
「え~、私じゃ話せない?」
「そんなことない。…昨日の夜に大吾のケータイに女の人が出たの。一緒に寝てるみたいだった…」
「うそっ、それってその女が言ったの?大吾くんは?それから電話無視してるの?」
茉莉ちゃんはまた元気なく首を横に振った。
「昨日は連絡もなかったし、うちにも来なくて…」
「今日の昼間に昌くんから茉莉ちゃんと連絡取れないって電話があったんだよ。」
「そっか、昌くんと仲良くなったんだね。」
なぜか私と昌くんの話をし出したけど、その茉莉ちゃんの表情は力なく絶望感でいっぱいな気がした。
「ごめんね、迷惑かけて…」
泣きそうにも見えるのにわずかに口角を上げて必死で笑顔になろうとしている茉莉ちゃんを見て心が締め付けられる。
「そんなことないよ!ご飯食べてる?茉莉ちゃん何かあったら食欲なくなるタイプっぽいけど?」
「ハハッ、確かに。昨日の夜から何も食べれなくて…」
「えぇ~!待ってて私何か買ってくるから。スープ?ゼリー?アイス?おにぎりとか、何か食べれそうなものないかな?」
私はとりあえず財布を握りしめていた。
控え室に入ると既に茉莉ちゃんは来ていた。
「茉莉ちゃんなんかあった?昌くんから電話あって茉莉ちゃんと連絡取れないって言われてさぁ昼間電話したのよ?ってかその顔…彼氏と何かあった?」
「あっ、そう言えばケータイ家に忘れてきたかも。」
一見普通に見えた茉莉ちゃんだけど、笑顔が無くなって顔色も悪い気がする。
「茉莉ちゃんの目が腫れてる。彼氏と喧嘩した?」
茉莉ちゃんは首を横に振る。
「え~、私じゃ話せない?」
「そんなことない。…昨日の夜に大吾のケータイに女の人が出たの。一緒に寝てるみたいだった…」
「うそっ、それってその女が言ったの?大吾くんは?それから電話無視してるの?」
茉莉ちゃんはまた元気なく首を横に振った。
「昨日は連絡もなかったし、うちにも来なくて…」
「今日の昼間に昌くんから茉莉ちゃんと連絡取れないって電話があったんだよ。」
「そっか、昌くんと仲良くなったんだね。」
なぜか私と昌くんの話をし出したけど、その茉莉ちゃんの表情は力なく絶望感でいっぱいな気がした。
「ごめんね、迷惑かけて…」
泣きそうにも見えるのにわずかに口角を上げて必死で笑顔になろうとしている茉莉ちゃんを見て心が締め付けられる。
「そんなことないよ!ご飯食べてる?茉莉ちゃん何かあったら食欲なくなるタイプっぽいけど?」
「ハハッ、確かに。昨日の夜から何も食べれなくて…」
「えぇ~!待ってて私何か買ってくるから。スープ?ゼリー?アイス?おにぎりとか、何か食べれそうなものないかな?」
私はとりあえず財布を握りしめていた。