愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
「ねぇ茉莉ちゃん、大吾くんって本当にそんな人だったの?そんな覚悟をしないとダメなくらい信用できない人だった?浮気を当たり前にするような人だった?」
そう聞いてみたら、茉莉ちゃんは困った顔して首を横に振る。
「違う、私がダメなの。満足させてあげられないから。大吾は私なんて不釣り合いな人の相手を優しくしてくれるような人なの。」
なんてなんともネガティブ思考な返事が返ってきた。
「まず、茉莉ちゃんはその自己評価の低さを思い直してほしい。そして、私の印象では大吾くんは茉莉ちゃんをすごく大事にしてるイメージなの。大吾くんをよく知ってる昌くんも言ってたから確かだと思う。」
それから茉莉ちゃんは自分が思っていることを話し出した。
話しながら携帯を見てみると『下にいる』と昌くんからメールが来ていた。
茉莉ちゃんは一緒にいたいと思うのはわがままだと思っているみたいだった。
「わがままなんかじゃないよ。好きな人と出会えて、付き合って、一緒に過ごしていくうちにその気持ちが強くなるのは当たり前なんだよ。私だって前付き合った彼氏に振られたときなんてすっごい引きずったもん。やっとだよ、最近ようやくほかの男の人に目がいくようになったんだから。」
なんて私の前の彼氏のことを少し話すと、
「えっ?由実ちゃんも…?どのくらい我慢すれば忘れられる?」
って、もう別れちゃうことばっかり考えているようだった。
そう聞いてみたら、茉莉ちゃんは困った顔して首を横に振る。
「違う、私がダメなの。満足させてあげられないから。大吾は私なんて不釣り合いな人の相手を優しくしてくれるような人なの。」
なんてなんともネガティブ思考な返事が返ってきた。
「まず、茉莉ちゃんはその自己評価の低さを思い直してほしい。そして、私の印象では大吾くんは茉莉ちゃんをすごく大事にしてるイメージなの。大吾くんをよく知ってる昌くんも言ってたから確かだと思う。」
それから茉莉ちゃんは自分が思っていることを話し出した。
話しながら携帯を見てみると『下にいる』と昌くんからメールが来ていた。
茉莉ちゃんは一緒にいたいと思うのはわがままだと思っているみたいだった。
「わがままなんかじゃないよ。好きな人と出会えて、付き合って、一緒に過ごしていくうちにその気持ちが強くなるのは当たり前なんだよ。私だって前付き合った彼氏に振られたときなんてすっごい引きずったもん。やっとだよ、最近ようやくほかの男の人に目がいくようになったんだから。」
なんて私の前の彼氏のことを少し話すと、
「えっ?由実ちゃんも…?どのくらい我慢すれば忘れられる?」
って、もう別れちゃうことばっかり考えているようだった。