愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
茉莉ちゃんの表情はこわばって昌くんを見ていた。
「昌くんナイス!そのくらいされて当然!それで?ちゃんと説明して。」
少しおちゃらけて、話を彼氏くんの方へ持って行った。
彼氏くんは茉莉ちゃんの肩に顔をうずめたまま話始めるからなんて言っているかよくききとれなかった。
「俺さ、最近彼女と別れたばっかりで、女友達と俺を慰める会とか言って昼間からカラオケで酒飲んでたんだ。まぁ、ぶっちゃけ気軽にやれれば良かったからチャラい子たちばっかで…」
急に昌くんが話し出した内容に驚いた。
「気軽にって…最低!呆れる。」
「お前に関係ないだろ。今は俺の話じゃないんだよ。」
「彼女と別れたら今度は誰でもいいの?」
「別にお前に相手してくれっていってるわけじゃないだろ。あっちだって別に遊べれば誰だっていいやつばっかだし。」
「そんなことしてるからこんなことになってるんじゃない。」
「お前、ぎゃーぎゃーうるせー。少し黙ってろ。」
余計なお世話だとわかっているけど誰でも良かったってなぜか許せなかった。
なんで私はこんな人のことを気になっているのか、自分で自分が嫌になった。
ぼそぼそと話をしている茉莉ちゃんたちの声はあまり聞き取れなかったけど、「薬」っていう言葉が聞こえてきて驚いた。
「昌くんナイス!そのくらいされて当然!それで?ちゃんと説明して。」
少しおちゃらけて、話を彼氏くんの方へ持って行った。
彼氏くんは茉莉ちゃんの肩に顔をうずめたまま話始めるからなんて言っているかよくききとれなかった。
「俺さ、最近彼女と別れたばっかりで、女友達と俺を慰める会とか言って昼間からカラオケで酒飲んでたんだ。まぁ、ぶっちゃけ気軽にやれれば良かったからチャラい子たちばっかで…」
急に昌くんが話し出した内容に驚いた。
「気軽にって…最低!呆れる。」
「お前に関係ないだろ。今は俺の話じゃないんだよ。」
「彼女と別れたら今度は誰でもいいの?」
「別にお前に相手してくれっていってるわけじゃないだろ。あっちだって別に遊べれば誰だっていいやつばっかだし。」
「そんなことしてるからこんなことになってるんじゃない。」
「お前、ぎゃーぎゃーうるせー。少し黙ってろ。」
余計なお世話だとわかっているけど誰でも良かったってなぜか許せなかった。
なんで私はこんな人のことを気になっているのか、自分で自分が嫌になった。
ぼそぼそと話をしている茉莉ちゃんたちの声はあまり聞き取れなかったけど、「薬」っていう言葉が聞こえてきて驚いた。