愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
待っている間、もういちゃいちゃとし始めた二人をほほえましくながめていた。
よっぽど彼氏くんは茉莉ちゃんが好きみたいでぴったりとくっついたままだった。
そんな姿をみると安心する。昨日は何事かと思ったし、こんなに頑張ってる子にそんな仕打ちって思ったけど…なんて考えていると、
「朝なんて由実ちゃんからフレンチトースト作ってもらっちゃった。初めて食べたけどすっごく美味しかったよ。」
って茉莉ちゃんが言うと、すかさず隣から
「そんなんばっか食ってるから太るんじゃねぇの?」
って言われた。
「夜中にアイス食べる人に言われたくないわよ。」
「俺は脂肪ほとんどついてねぇからいいの。お前、この腕」
って二の腕の肉をつままれた。
「セクハラ!気安く触らないで。私の二の腕が太かろうが昌くんに迷惑かけてないでしょ。」
私の腕を掴んでる手の甲をつまんでぽいって投げてやった。
「痛ってぇ。お前も茉莉ちゃんの優しさを少し見習ったら?」
「余計なお世話よ。親切にできる人に対しては親切にしてるからいいの。」
「可愛くねぇ」
って言われて私の胸はチクリと痛む。
それからすぐに隣の昌くんに運ばれてきたものをみて私は悲鳴を上げた。
グリルチキンに、ハンバーグ、ウインナーまで乗っていた。しかもそれだけじゃなくてポテトサラダまで。
よっぽど彼氏くんは茉莉ちゃんが好きみたいでぴったりとくっついたままだった。
そんな姿をみると安心する。昨日は何事かと思ったし、こんなに頑張ってる子にそんな仕打ちって思ったけど…なんて考えていると、
「朝なんて由実ちゃんからフレンチトースト作ってもらっちゃった。初めて食べたけどすっごく美味しかったよ。」
って茉莉ちゃんが言うと、すかさず隣から
「そんなんばっか食ってるから太るんじゃねぇの?」
って言われた。
「夜中にアイス食べる人に言われたくないわよ。」
「俺は脂肪ほとんどついてねぇからいいの。お前、この腕」
って二の腕の肉をつままれた。
「セクハラ!気安く触らないで。私の二の腕が太かろうが昌くんに迷惑かけてないでしょ。」
私の腕を掴んでる手の甲をつまんでぽいって投げてやった。
「痛ってぇ。お前も茉莉ちゃんの優しさを少し見習ったら?」
「余計なお世話よ。親切にできる人に対しては親切にしてるからいいの。」
「可愛くねぇ」
って言われて私の胸はチクリと痛む。
それからすぐに隣の昌くんに運ばれてきたものをみて私は悲鳴を上げた。
グリルチキンに、ハンバーグ、ウインナーまで乗っていた。しかもそれだけじゃなくてポテトサラダまで。