愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
その昌くんらしい答えに笑いが出た。
「サラダ食べかけだけど食べる?仕方ないから私の唐揚げを半分あげよう。」
私のお弁当を昌くんの方に向けると、唐揚げを1個取って頬張った。
なんともその顔が可愛くてつい見とれるところだった。
「あっ、大吾と茉莉ちゃん上手くいってるみたいだな。毎日電話したりメールしたりしてる。あいつあんなマメじゃねーのに。」
「へぇ~。やっぱり茉莉ちゃん愛されてるね。めっちゃ好きになったらいつでも電話したりメールしたりしたくなっちゃうもん。」
前の彼氏にもしつこいくらい連絡してたなぁ。
「お前は?」
「私?前の彼氏のときにめっちゃ連絡してうざがられてた気がする。バランスって難しいよね。あの二人はそのバランスが合ってるんだよ。茉莉ちゃん幸せそうだもん。」
いいなぁ。
それに比べて私って不毛な関係だもんなぁ。
泣きそうになるから唐揚げを一口で頬張った。
「お前、少しは…まぁ、それがお前か。」
意味わからないんですけどって言いたいけど、思った以上に口の中は唐揚げで占領されて、言葉にならなかった。
「食ってから話せよ。」
と昌くんは笑っていた。
食べるのが早い昌くんはあっという間に食べてしまって、テレビを見ながらビールを飲んでいた。
私も食べ終わって食器を洗っていると部屋から
「ビールもうない?」
ってきかれる。
連絡無しに急に来てご飯やら、ビールやら…
でも言うとおりにビールを出しちゃうんだよなぁ。
「サラダ食べかけだけど食べる?仕方ないから私の唐揚げを半分あげよう。」
私のお弁当を昌くんの方に向けると、唐揚げを1個取って頬張った。
なんともその顔が可愛くてつい見とれるところだった。
「あっ、大吾と茉莉ちゃん上手くいってるみたいだな。毎日電話したりメールしたりしてる。あいつあんなマメじゃねーのに。」
「へぇ~。やっぱり茉莉ちゃん愛されてるね。めっちゃ好きになったらいつでも電話したりメールしたりしたくなっちゃうもん。」
前の彼氏にもしつこいくらい連絡してたなぁ。
「お前は?」
「私?前の彼氏のときにめっちゃ連絡してうざがられてた気がする。バランスって難しいよね。あの二人はそのバランスが合ってるんだよ。茉莉ちゃん幸せそうだもん。」
いいなぁ。
それに比べて私って不毛な関係だもんなぁ。
泣きそうになるから唐揚げを一口で頬張った。
「お前、少しは…まぁ、それがお前か。」
意味わからないんですけどって言いたいけど、思った以上に口の中は唐揚げで占領されて、言葉にならなかった。
「食ってから話せよ。」
と昌くんは笑っていた。
食べるのが早い昌くんはあっという間に食べてしまって、テレビを見ながらビールを飲んでいた。
私も食べ終わって食器を洗っていると部屋から
「ビールもうない?」
ってきかれる。
連絡無しに急に来てご飯やら、ビールやら…
でも言うとおりにビールを出しちゃうんだよなぁ。