愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
徐々に私の心は限界に達していた。
昌くんとのことは誰にも言ってなかったし、友達に相談してもそんな関係を否定されるだろうから嫌だった。
辛いけど、ほかの人の所に行ってしまうのも辛かった。
その日は珍しくお昼ごろ昌くんからメールが届いた。
『今日仕事場の飲み会になった。』
それは来ないということでいいのかな?
『わかった。』
とだけ私も返信をした。
仕事場の飲み会ということはきっと大吾くんも一緒かな?
ダメ元で茉莉ちゃんにお泊りのお誘いメールを送ってみた。
すると、やっぱり大吾くんも飲み会で茉莉ちゃんはうちにお泊りしてくれることになった。
茉莉ちゃんはアルバイトをしながら定時制高校に通っているからお泊りと言っても来るのは22時くらいになる。
私は同じマンションに住む友達にお願いして車を貸してもらって迎えに行くことにした。
夜遅くにバスで来させるのは危ないから。
茉莉ちゃんは小柄ですごく細いから、男の人にひっぱられたら抵抗なんてできないと思う。
「すごい!由実ちゃん運転できるなんて!」
って大興奮で助手席に座っていた。
でもほぼ運転なんかしない私は事故を起こさないかヒヤヒヤしていた。
昌くんとのことは誰にも言ってなかったし、友達に相談してもそんな関係を否定されるだろうから嫌だった。
辛いけど、ほかの人の所に行ってしまうのも辛かった。
その日は珍しくお昼ごろ昌くんからメールが届いた。
『今日仕事場の飲み会になった。』
それは来ないということでいいのかな?
『わかった。』
とだけ私も返信をした。
仕事場の飲み会ということはきっと大吾くんも一緒かな?
ダメ元で茉莉ちゃんにお泊りのお誘いメールを送ってみた。
すると、やっぱり大吾くんも飲み会で茉莉ちゃんはうちにお泊りしてくれることになった。
茉莉ちゃんはアルバイトをしながら定時制高校に通っているからお泊りと言っても来るのは22時くらいになる。
私は同じマンションに住む友達にお願いして車を貸してもらって迎えに行くことにした。
夜遅くにバスで来させるのは危ないから。
茉莉ちゃんは小柄ですごく細いから、男の人にひっぱられたら抵抗なんてできないと思う。
「すごい!由実ちゃん運転できるなんて!」
って大興奮で助手席に座っていた。
でもほぼ運転なんかしない私は事故を起こさないかヒヤヒヤしていた。