愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
茉莉ちゃんお泊まり
「先にお風呂入っちゃって。私はもう入ったの。」
「ありがとう。じゃあ、いってくるね。」
初めて会ったときとは本当に印象が変わって、茉莉ちゃんは可愛くなってる。
しかもあの彼氏くんの浮気騒動以降は目に見えて変わっていった気がする。
明るくなったし、笑顔も増えた。
幸せな証拠だね。今まで苦労してきたんだからこれからめいっぱいしあわにしてもらわないとね。
私は両親ともに公務員で本当に恵まれた子供時代を過ごした。だからこそ何もない…。
こんな私を本気で好きになってくれる人がいなくても仕方がないと思う。
だからってこんな不毛な関係を続けるのは良くないことくらいわかる。
茉莉ちゃんがお風呂からあがると、温かいココアをいれた。
そして、もう一人で抱えるのは限界だったから茉莉ちゃんに昌くんとのことを聞いてもらった。
茉莉ちゃんはすごく驚いてた。私と昌くんはあまり仲が良くないと思っていたみたいだった。
「なんで?」って一緒に心を痛めてくれてるのがわかって申し訳なかった。
「由実ちゃんの気持ちは伝えてるの?」
って聞かれて我慢していた涙が溢れた。
そんな私を茉莉ちゃんは優しく抱きしめてくれた。
「ありがとう。じゃあ、いってくるね。」
初めて会ったときとは本当に印象が変わって、茉莉ちゃんは可愛くなってる。
しかもあの彼氏くんの浮気騒動以降は目に見えて変わっていった気がする。
明るくなったし、笑顔も増えた。
幸せな証拠だね。今まで苦労してきたんだからこれからめいっぱいしあわにしてもらわないとね。
私は両親ともに公務員で本当に恵まれた子供時代を過ごした。だからこそ何もない…。
こんな私を本気で好きになってくれる人がいなくても仕方がないと思う。
だからってこんな不毛な関係を続けるのは良くないことくらいわかる。
茉莉ちゃんがお風呂からあがると、温かいココアをいれた。
そして、もう一人で抱えるのは限界だったから茉莉ちゃんに昌くんとのことを聞いてもらった。
茉莉ちゃんはすごく驚いてた。私と昌くんはあまり仲が良くないと思っていたみたいだった。
「なんで?」って一緒に心を痛めてくれてるのがわかって申し訳なかった。
「由実ちゃんの気持ちは伝えてるの?」
って聞かれて我慢していた涙が溢れた。
そんな私を茉莉ちゃんは優しく抱きしめてくれた。