愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
ビンゴゲームを優も参加してしていると携帯が鳴った。
結局、携帯が気になって着信に気づくようにテーブルの上に置いていた。

茉莉ちゃんからのメールだった。

『由実ちゃんって今家にいる?』

どうしたんだろう?

『今日はバレンタインだから友達と飲み会に参加してるよ。どうしたの?』

『ちょっと会えないかなって思っただけ。また日を改めるね。由実ちゃんお酒飲めるから羨ましい。どういうところで飲み会開くの?』

茉莉ちゃんからすぐに返信があった。今日の茉莉ちゃんどうしたんだろう?お酒に興味があるのかな?
彼氏くんとデートしたいのかな?

『今日は大人数用のバーのような所で大学の近くにある大学生のためのお店みたいな所だよ。ダーツやビリヤードが2階にあるから遊びながら飲む感じかな?大吾くんと行くならもっとゆっくり出来る所がいいかもね。でも二十歳過ぎたら私とも飲みに行こうね!』

『うん、楽しみ。ありがとう。やっぱり夜遅くなるの?』

今日は茉莉ちゃん食いついてくるなぁ。

『う~ん、まだわからないかなぁ。茉莉ちゃん大吾くんと何かあった?』

『何もないよ。今後のためです。こんな事聞けるの由実ちゃんしかいないから。ありがとう。楽しんでね。』

って入ってきた。少し様子がおかしいけど、酔ってたのもありそのままメールを終了した。
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