愛というものより~由実ちゃんと昌くん~
「ねぇ、昌くんと私って付き合ってたの?」
「俺はそのつもりだったけど?アイス食べた時にお前が言ってただろ?自分でもいいのかって。」
「あれは…付き合ってとかじゃなくて告白したら私でも付き合うのかって話なだけだよ。でも誰でもいいんでしょ?気軽にやれれば。」
昌くんの中で付き合うって意味が私とは違いすぎる。
「お前、それ嫌みか?付き合ってんだからやるだろ。でもそれだけじゃなかっただろ?俺優しくしてたつもりだけど?」
「目的があるから優しくしてるのかと思ってた。」
「目的ってなんだよ?」
「セックス」
「はぁ、人をやりたいだけの猿みたいに言うなよ。」
「違うの?」
嫌みではなく本当にそう思ってたから聞いてみたら、ガバッと体を離され頭をはたかれた。
「痛っ。」
「そういうときもあったけどお前に対しては違う。付き合って、優しくして、その延長線上にセックスがあるんだろ?大人しそうな顔した奴らだって付き合ったらやることやってるだろ?」
「そうだけど…そもそも昌くんは私のこと好きじゃないでしょ?」
「好きだよ。たぶん一緒にアイス食べた時あたりから。」
私は驚いてただただ昌くんの顔を見つめていた。
頬に温かい何かが伝い、それは次から次ぎへと流れ落ちた。
「俺はそのつもりだったけど?アイス食べた時にお前が言ってただろ?自分でもいいのかって。」
「あれは…付き合ってとかじゃなくて告白したら私でも付き合うのかって話なだけだよ。でも誰でもいいんでしょ?気軽にやれれば。」
昌くんの中で付き合うって意味が私とは違いすぎる。
「お前、それ嫌みか?付き合ってんだからやるだろ。でもそれだけじゃなかっただろ?俺優しくしてたつもりだけど?」
「目的があるから優しくしてるのかと思ってた。」
「目的ってなんだよ?」
「セックス」
「はぁ、人をやりたいだけの猿みたいに言うなよ。」
「違うの?」
嫌みではなく本当にそう思ってたから聞いてみたら、ガバッと体を離され頭をはたかれた。
「痛っ。」
「そういうときもあったけどお前に対しては違う。付き合って、優しくして、その延長線上にセックスがあるんだろ?大人しそうな顔した奴らだって付き合ったらやることやってるだろ?」
「そうだけど…そもそも昌くんは私のこと好きじゃないでしょ?」
「好きだよ。たぶん一緒にアイス食べた時あたりから。」
私は驚いてただただ昌くんの顔を見つめていた。
頬に温かい何かが伝い、それは次から次ぎへと流れ落ちた。