山神あやかし保育園〜天狗様の溺愛からは逃げられません!〜
のぞみはその日、夕食までの時間を憂鬱な気持ちで過ごした。そんなのぞみに夕食を終えた頃、紅から声がかかった。
「のぞみ、役所へ出す書類はそろそろできたかい?」
のぞみは、背中とお腹にくっついている鬼の子をこちょこちょとくすぐりながら振り返って頷いだ。
「はい、できてます。事務室の机の上にまとめておきました」
役所に出す書類は、結局何日かに分けて少しづつ仕上げた。明日にでも郵便に出そうと思って封筒に入れてある。
紅は事務室へ戻りその封筒を取ってくると、再びのぞみに声をかけた。
「じゃあ、ちょっと役所まで届けに行こう。おいでのぞみ、ついでに街を案内しよう」
「え…?…でも、役所は開いてないんじゃ…」
「のぞみ、役所へ出す書類はそろそろできたかい?」
のぞみは、背中とお腹にくっついている鬼の子をこちょこちょとくすぐりながら振り返って頷いだ。
「はい、できてます。事務室の机の上にまとめておきました」
役所に出す書類は、結局何日かに分けて少しづつ仕上げた。明日にでも郵便に出そうと思って封筒に入れてある。
紅は事務室へ戻りその封筒を取ってくると、再びのぞみに声をかけた。
「じゃあ、ちょっと役所まで届けに行こう。おいでのぞみ、ついでに街を案内しよう」
「え…?…でも、役所は開いてないんじゃ…」