笑顔のキミを


「ごめんね。気にしないで。岸田くんにも変な思いさせてごめんね」

「いえ、俺はいいですけど」


そのあとはまた撮影が開始。

でもすぐに終わったので、わたしは少し抜けるといって彼を追いかけた。


凛斗くんは、公園からでてきた親子をみつめていた。


この公園・・・。

この公園は、わたしが咲良の家に遊びにきたときによくきていた。


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