笑顔のキミを
「ナナさん大丈夫ですかね??」
「うーん、どうだろう。今は咳だけだけど、これで悪化しても怖いしな」
「ですよね」
なんもないといいな。
明日にでもお見舞いにいこうかな。
「千夏ちゃんってナナの家知ってる?」
「そういえば知らないです。先輩も?」
「うん、俺も知らないや」
って思ったけど家を知らなかった。
あれから1ヶ月たつのに、結局ナナがモデルをやっているということ以外何も知らない。