笑顔のキミを


「ナナさん大丈夫ですかね??」

「うーん、どうだろう。今は咳だけだけど、これで悪化しても怖いしな」

「ですよね」


なんもないといいな。

明日にでもお見舞いにいこうかな。


「千夏ちゃんってナナの家知ってる?」

「そういえば知らないです。先輩も?」

「うん、俺も知らないや」


って思ったけど家を知らなかった。

あれから1ヶ月たつのに、結局ナナがモデルをやっているということ以外何も知らない。

< 168 / 390 >

この作品をシェア

pagetop