笑顔のキミを


「ほらみてみろ。もうすぐ着くぞ」

思ったよりも高速道路がすいていたらしい。

藤森先生が指さした方向をみるとそこには富士山が。


「うわー!すごい!」

藤森先生の言葉にナナと千夏ちゃんもようやく起きたらしい。



「今日は天気もいいし、明日突然雨に降られても嫌だからこのままひまわり畑のほうに向かおうと思うんだがいいか?」

「はい。お願いします」

まだお昼前だし気温もそんな高くなさそうだからちょうどいいかもしれない。


日本一高い山ということもあって富士山はずっとみえている。

存在感がすごい。



「到着だ」

そしてその富士山が消えることなく目的地へと着いた。

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