笑顔のキミを
クリスマスパーティー
<凛斗side>
「かんぱーい」
クリスマスパーティー。
ナナの家にはじめてお邪魔した。
高校生の一人暮らしなのにすごい広い部屋。
「今日雪降るみたいですよ」
「うそ?ホワイトクリスマスじゃん!」
雪降るのか。
どおりで寒いわけだな。
でもこの部屋は暖房がかかっていてむしろ暑く、この冷えたジュースがとても美味しい。
「積もるかなー」
「どうでしょ?」
「雪景色とか全然みたことないからみてみたい」
ナナは都会暮らしだったから雪が降ることはあっても積もることはなかったといった。