笑顔のキミを

甘える





「久しぶり」

ナナから会おうと誘われたのはもうすぐ3月になる頃だった。


「凛斗ー!会いたかった!」


久しぶりに会ったナナは思ったよりも元気そうでほっとする。


「俺も会いたかったよ」


会えない分気持ちを伝えとかないとあとで後悔すると思うようになってから、だいぶ素直に気持ちを伝えられるようになった。


それにナナが少し照れた表情をするのが可愛くて。


久しぶりに会えたしゆっくり話したいということで近くのカフェに入った。
< 359 / 390 >

この作品をシェア

pagetop