君と紡いだ春をこの場所で。

それは確か私がピカピカの小学1年生になった頃だったと思う。
それは私は両親と新1年生になったことをお祝いして入学式を終えたあと、あ母さんとお父さんと桜が満開に咲いている公園に車で行こうとしていた途中での出来事だった。

「お母さんー！桜楽しみだね！桜さん達綺麗だといいなぁ~」
「ふふ、そうね。入学を桜の花達もお祝いしてるといいわね。ね？あなた？」
「だな。よーし！桜！今日は入学を祝ってたくさん綺麗な桜見ような！」
「うんっ！」
そう頷いた瞬間だった。

━━━ギィィィーー！！
「…え？！あなた！！危ない！！」
「え…？う、うわぁぁぁー！」

ドカーンッッッーーー！！！！

…気がづけばそこには真っ赤な液体で道路が赤色に染まっていた。