溺愛しすぎじゃないですか?~御曹司の初恋~
電話があってから約一時間半で大輝は車に乗り換え私を迎えに来た。
あの日以来、初めて母に会った大輝は『この度は本当に申し訳ございませんでした。以後は絶対に李子を泣かせないと誓います。』と頭を下げていた。
「大輝君の思いは李子からも忠さんからも聞いてるからわかってるわ。さっ、お夕飯まだでしょ?一緒に食べましょ。帰るのはそれからでもいいでしょ?」
私たちも荷造りをしていたので夕飯はまだだった。
『俺も夕食まだだったんで助かります』と久しぶりに大輝と一緒に食事をする事になった。
六人掛けのテーブルで大輝の隣に座り食べるご飯は久しぶりにとっても美味しく感じられた。
夕食を終えると時間はもう二十二時になろうとしている。
「明日も仕事があるので今日はこれで失礼します。また週末に伺わせていただきます。」
母に挨拶をした大輝と共に新しい家に帰った。
家に着き私は持ち帰った衣類などをグローゼットにしまい、明日からの出勤で朝からバタバタしなくても済むように準備をしていた。
車の中でもずっと無言だった大輝は家に入っても言葉数は少ないまま。
そしてそのままシャワーを浴びに行っている。
「李子、キリのいい所でシャワーに行っておいで。」
濡れた髪を拭きながら部屋へ入ってきた大輝が後ろから私を抱きしめ優しい声で言った。
久しぶりに感じる大輝の温もり、嬉しさと安堵で涙が溢れる。
『ただいま』私を抱きしめる手を強く握り伝えると、抱き締めていた腕の力を弱め私の体を自分の方に向かせ『おかえり』と額にキスをする大輝。
そして『愛してる』と言う言葉と共に私の唇を塞いだ。
最初から食われるかと思うような荒々しいキスがどれくらい続いただろうか、私の腰の力が抜けカクンと膝が折れるようになって解放された。
「ごめん。李子、迎えに行くのに時間かかって。」
「ううん。う・・、嬉しかったからいい。私もシャワー、んっ!」
言葉を言い終わる前に再び塞がれた唇。
「このまま離したくないけど、明日も仕事あるしな。シャワー行っておいで。」
火照った体を冷ますため浴室へ向かった。
シャワーを終えリビングに入ると大輝はソファーに座りテレビを見ていた。
戻ってきた私を確認するとポンポンと自分の隣を叩き座るように促してきた。
冷蔵庫からペットボトルを取り大輝の横に座ると腰を引き寄せ私の首筋に顔を埋めながら『李子がやっと帰ってきた』とポツリと囁いた。
そして顔を上げた大輝は真剣な顔つきで『李子に話さなきゃいけない事がいっぱいある』と。
でも今日はもう夜も遅い、平日ではゆっくりと話が出来ないからと週末に話をする事にして、その日は二人同じベッドで寝た。
何もしないが、ずっと朝まで大輝に抱きしめられながら。
一番落ち着く大輝の腕の中は気持ちよく、久々に朝までぐっすりと眠れた。
あの日以来、初めて母に会った大輝は『この度は本当に申し訳ございませんでした。以後は絶対に李子を泣かせないと誓います。』と頭を下げていた。
「大輝君の思いは李子からも忠さんからも聞いてるからわかってるわ。さっ、お夕飯まだでしょ?一緒に食べましょ。帰るのはそれからでもいいでしょ?」
私たちも荷造りをしていたので夕飯はまだだった。
『俺も夕食まだだったんで助かります』と久しぶりに大輝と一緒に食事をする事になった。
六人掛けのテーブルで大輝の隣に座り食べるご飯は久しぶりにとっても美味しく感じられた。
夕食を終えると時間はもう二十二時になろうとしている。
「明日も仕事があるので今日はこれで失礼します。また週末に伺わせていただきます。」
母に挨拶をした大輝と共に新しい家に帰った。
家に着き私は持ち帰った衣類などをグローゼットにしまい、明日からの出勤で朝からバタバタしなくても済むように準備をしていた。
車の中でもずっと無言だった大輝は家に入っても言葉数は少ないまま。
そしてそのままシャワーを浴びに行っている。
「李子、キリのいい所でシャワーに行っておいで。」
濡れた髪を拭きながら部屋へ入ってきた大輝が後ろから私を抱きしめ優しい声で言った。
久しぶりに感じる大輝の温もり、嬉しさと安堵で涙が溢れる。
『ただいま』私を抱きしめる手を強く握り伝えると、抱き締めていた腕の力を弱め私の体を自分の方に向かせ『おかえり』と額にキスをする大輝。
そして『愛してる』と言う言葉と共に私の唇を塞いだ。
最初から食われるかと思うような荒々しいキスがどれくらい続いただろうか、私の腰の力が抜けカクンと膝が折れるようになって解放された。
「ごめん。李子、迎えに行くのに時間かかって。」
「ううん。う・・、嬉しかったからいい。私もシャワー、んっ!」
言葉を言い終わる前に再び塞がれた唇。
「このまま離したくないけど、明日も仕事あるしな。シャワー行っておいで。」
火照った体を冷ますため浴室へ向かった。
シャワーを終えリビングに入ると大輝はソファーに座りテレビを見ていた。
戻ってきた私を確認するとポンポンと自分の隣を叩き座るように促してきた。
冷蔵庫からペットボトルを取り大輝の横に座ると腰を引き寄せ私の首筋に顔を埋めながら『李子がやっと帰ってきた』とポツリと囁いた。
そして顔を上げた大輝は真剣な顔つきで『李子に話さなきゃいけない事がいっぱいある』と。
でも今日はもう夜も遅い、平日ではゆっくりと話が出来ないからと週末に話をする事にして、その日は二人同じベッドで寝た。
何もしないが、ずっと朝まで大輝に抱きしめられながら。
一番落ち着く大輝の腕の中は気持ちよく、久々に朝までぐっすりと眠れた。