溺愛しすぎじゃないですか?~御曹司の初恋~
次目覚めたら窓の外にはすっかりお日様が顔を出していた。
そして昨晩と同じく先輩の部屋のベッドの上で隣には同じように先輩がとろける笑顔で『おはよ』と言いながら私の頭を撫でオデコにキスを落とした。
「お、お、はようございます。」
「李子、かわいっ。もしかして緊張してる?」
「いや、緊張といいますか・・・、昨晩は・・・、あの・・・。」
私が何と言っていいのかモゴモゴとしていると『うん、昨日もすっごく可愛かった。』とも一つオデコにキスをする。
途中からハッキリと覚えてないのだが、昨晩は唯に嘔吐され帰れないので先輩の家でシャワーを借りる事になって、知らない間に寝てしまって、気づいたらベッドの上で、告白されて、それからキスをされて・・・。
うわーっ!
思い出しちゃった。
キスが気持ちよくって流されるまま『はい』て答えて、そのまま先輩に食べられちゃったんだ・・・。
「李子、シャワー浴びといで。昨日いっぱい汗かいたから気持ち悪いでしょ?」
そう言い先輩はリビングに出て行った。
とりあえず昨日借りたスウェットがベッドの周りに落ちていたのでそれを着てバスルームへ飛び込んだ。頭からシャワーを浴び、少し冷静になってきた。
昨晩の先輩の告白、冷静に考えたら少し怖くない?なんか半分ストーカー?って思うような事も言ってたような。それに好きな人(私みたいだけど)が出来たから別れて、付き合えそうにないから別の人と付き合って、私がフリーになったからってまた別れて。
最低な男のような気がしてきた・・・。
「でもなー、朦朧としてたとは言えOKしちゃったんだよなー。今までの先輩見てるといい人なんだよなー。あー、どうしたらいいの!」
一人浴室で嘆いてみた。
浴室を出て洗濯機を覗くと昨日洗った服たちがそのまま入っていた。
「乾いてる。うん、皺もそんなに気にならないしOKかな?」
服を着て髪を乾かしリビングへ戻った。
平静を装ってはいるが内心はバクバクである。
だって昨日から先輩が今まで私の知ってる大輝先輩じゃないんだもん。
「あっ、李子。朝食出来たよ、食べよ。」
テーブルの上にはパンにサラダにハムエッグのモーニングセットがバッチリ出来上がっていた。
「飲み物、コーヒーでいい?ホットかアイス。」
「じゃあ、アイスで。」
テキパキとアイスコーヒーを用意しテーブルに運んでくる先輩。
「これくらいしか用意できなかったけど食べようか。」
「いえ、十分すぎるくらいです。私1人ならハムトーストとコーヒーだけとかですから。いただきます。」
朝食を食べる私をニコニコと嬉しそうにずっと見ている先輩。
途中経過はどうであれ本当に私の事が好きなんだという意識はビンビンに伝わってくる。
『奈津―、help me!』と心の中で叫んでみた。
そして昨晩と同じく先輩の部屋のベッドの上で隣には同じように先輩がとろける笑顔で『おはよ』と言いながら私の頭を撫でオデコにキスを落とした。
「お、お、はようございます。」
「李子、かわいっ。もしかして緊張してる?」
「いや、緊張といいますか・・・、昨晩は・・・、あの・・・。」
私が何と言っていいのかモゴモゴとしていると『うん、昨日もすっごく可愛かった。』とも一つオデコにキスをする。
途中からハッキリと覚えてないのだが、昨晩は唯に嘔吐され帰れないので先輩の家でシャワーを借りる事になって、知らない間に寝てしまって、気づいたらベッドの上で、告白されて、それからキスをされて・・・。
うわーっ!
思い出しちゃった。
キスが気持ちよくって流されるまま『はい』て答えて、そのまま先輩に食べられちゃったんだ・・・。
「李子、シャワー浴びといで。昨日いっぱい汗かいたから気持ち悪いでしょ?」
そう言い先輩はリビングに出て行った。
とりあえず昨日借りたスウェットがベッドの周りに落ちていたのでそれを着てバスルームへ飛び込んだ。頭からシャワーを浴び、少し冷静になってきた。
昨晩の先輩の告白、冷静に考えたら少し怖くない?なんか半分ストーカー?って思うような事も言ってたような。それに好きな人(私みたいだけど)が出来たから別れて、付き合えそうにないから別の人と付き合って、私がフリーになったからってまた別れて。
最低な男のような気がしてきた・・・。
「でもなー、朦朧としてたとは言えOKしちゃったんだよなー。今までの先輩見てるといい人なんだよなー。あー、どうしたらいいの!」
一人浴室で嘆いてみた。
浴室を出て洗濯機を覗くと昨日洗った服たちがそのまま入っていた。
「乾いてる。うん、皺もそんなに気にならないしOKかな?」
服を着て髪を乾かしリビングへ戻った。
平静を装ってはいるが内心はバクバクである。
だって昨日から先輩が今まで私の知ってる大輝先輩じゃないんだもん。
「あっ、李子。朝食出来たよ、食べよ。」
テーブルの上にはパンにサラダにハムエッグのモーニングセットがバッチリ出来上がっていた。
「飲み物、コーヒーでいい?ホットかアイス。」
「じゃあ、アイスで。」
テキパキとアイスコーヒーを用意しテーブルに運んでくる先輩。
「これくらいしか用意できなかったけど食べようか。」
「いえ、十分すぎるくらいです。私1人ならハムトーストとコーヒーだけとかですから。いただきます。」
朝食を食べる私をニコニコと嬉しそうにずっと見ている先輩。
途中経過はどうであれ本当に私の事が好きなんだという意識はビンビンに伝わってくる。
『奈津―、help me!』と心の中で叫んでみた。