母を想えば
・・・好きな所を挙げれば・・
・・キリがない・・かな?
“優しい”
“命を大切にする”
“オラつかない”
⇒結果、居心地が良くて心が落ち着く
“誠実”
“嘘がつけない”
⇒結果、隠し事を一切しなくて信頼できる
“カッコ悪い”
“パッとしない”
⇒結果、いざという時・・
頼りになってカッコ良くて・・
いつもこの心を掴んでくる・・。
口癖:・・・・
「トモコ。」
「・・・?」
「好きだ。」
「・・・・今それ言うタイミング?」
「給料3ヶ月分貯まったら指輪買うから、
もうちょっとだけ待っててほしい。」
「・・・うん・・ありがと・・。」
高校2年の時、
同じクラスになって私達は出会った。
気がつけば仲良くなっていた。
気がつけばいつも一緒にいた。
気がつけば・・
いつの間にか好きになっていた。
文化祭のお化け屋敷で、
本気で怖くて裾を掴んでいたら、
「俺が守ってやるから安心しろ」
の言葉と共に初めての口癖を言われた。
その後、角を曲がった所で口裂け女が追いかけてきたら、私を置いて一目散に逃げ出した。
交際開始5秒後に破局の危機を迎えたけど、
任侠映画が好きなお父さんの影響で、私の口調はたまに悪くなっていく一方だけど、
気がつけば・・
交際4年目。同棲2年目。
お互い成人になろうとする頃・・
ディズニーランドのオープンで日本中が盛り上がる頃・・
私達の関係も、また一つ変わろうとしていた。