キミの香り ーDéjàvu デジャヴー 番外編

「あのさ…」



「うん」



「…オレも、キスしたいって思う

変な意味じゃなくて…

ただ単純に

キミが好き…」



「うん…
…私も、好きだよ…」


ドキドキ…



「オレと…付き合える…?」



「…うん

じゃあ…私と、キスできる?」


ドキドキ…


「…うん…
…したいよ…」


キミはゆっくり目を閉じた



それがキミの答えだった



ドキドキ…ドキドキ…



オレは少し屈んで

キミに口づけた



ーーー



「好きだよ、倉田
変な意味じゃなくて…」


そう言ってキミは笑った



かわいくて

ドキドキした




< 24 / 81 >

この作品をシェア

pagetop