183日のお見合い結婚~御曹司は新妻への溺甘な欲情を抑えない~
問いかけた真衣の顔をじろじろと見た彼が、「そういうことか」とひとりだけ納得している。
「だから、なんなのよ」
「ひと月半ほど前に、姉さんとお前が秘書課で対峙した時があったろ」
「うん。お姉さんと飲みに行ったんでしょ? 和解できてよかったね」
「和解かどうかわからないが、お互いに溜め込んでいた感情を暴露したら、すっきりしたな。真衣には感謝してる……が、今言いたいのはそれじゃない」
秘書課から追い出された後、真衣の後ろ姿を見た柊哉は、不思議な既視感に襲われたという。
「真衣のうなじが綺麗だと思ったんだ。過去にも誰かにそう思った気がして、考えていたんだが、思い出せなかった。それが今わかった。お前、えりかちゃんに似ているな」
「え、うなじが……?」
綺麗だと褒められて悪い気はしないが、うなじにこだわる性癖があるのなら引いてしまう。
思わず真衣が首筋を両手で隠したら、柊哉が苦笑した。
「だから、なんなのよ」
「ひと月半ほど前に、姉さんとお前が秘書課で対峙した時があったろ」
「うん。お姉さんと飲みに行ったんでしょ? 和解できてよかったね」
「和解かどうかわからないが、お互いに溜め込んでいた感情を暴露したら、すっきりしたな。真衣には感謝してる……が、今言いたいのはそれじゃない」
秘書課から追い出された後、真衣の後ろ姿を見た柊哉は、不思議な既視感に襲われたという。
「真衣のうなじが綺麗だと思ったんだ。過去にも誰かにそう思った気がして、考えていたんだが、思い出せなかった。それが今わかった。お前、えりかちゃんに似ているな」
「え、うなじが……?」
綺麗だと褒められて悪い気はしないが、うなじにこだわる性癖があるのなら引いてしまう。
思わず真衣が首筋を両手で隠したら、柊哉が苦笑した。