183日のお見合い結婚~御曹司は新妻への溺甘な欲情を抑えない~
真衣のクリッと丸く勝気な目や、ちょこんとした控えめな鼻は、柊哉好みだ。
不満がある時に無自覚でしているようなアヒル口も、可愛いと思う。
小柄で華奢な体形なのに、人並みより胸はやや大きいようで、女性的なボディラインに目を奪われる時があるのは、口が裂けても真衣には言えない。
今朝のシャワーを浴びたての真衣も、艶っぽかったと思い出し、柊哉はため息をついた。
(まぁ、あいつの言うことも一理あるな。俺の方が年上だから、無意識に優勢に立とうとしているのかもしれない。帰ったら一応、謝っとくか……)
そう反省してはみたものの、真衣に謝る自分を思い浮かべると、胸の中がムカついた。
(いや、俺は悪くない。なぜ謝らないといけないんだ。それに謝ったところで、なんのことかと言われそうだ。真衣はさっぱりしているからな。たぶん今朝の喧嘩を引きずっているのは俺だけだろう。ある意味、羨ましい性格だよな……)
今朝から真衣のことばかり考えてしまう自分に対し、彼女はほんの少しも柊哉を思い出すことがないのではと思ったら、また不愉快になる。
不満がある時に無自覚でしているようなアヒル口も、可愛いと思う。
小柄で華奢な体形なのに、人並みより胸はやや大きいようで、女性的なボディラインに目を奪われる時があるのは、口が裂けても真衣には言えない。
今朝のシャワーを浴びたての真衣も、艶っぽかったと思い出し、柊哉はため息をついた。
(まぁ、あいつの言うことも一理あるな。俺の方が年上だから、無意識に優勢に立とうとしているのかもしれない。帰ったら一応、謝っとくか……)
そう反省してはみたものの、真衣に謝る自分を思い浮かべると、胸の中がムカついた。
(いや、俺は悪くない。なぜ謝らないといけないんだ。それに謝ったところで、なんのことかと言われそうだ。真衣はさっぱりしているからな。たぶん今朝の喧嘩を引きずっているのは俺だけだろう。ある意味、羨ましい性格だよな……)
今朝から真衣のことばかり考えてしまう自分に対し、彼女はほんの少しも柊哉を思い出すことがないのではと思ったら、また不愉快になる。