これからの記憶をあなたと二人で
君とのこれから
私は公園を出て少し走ってからふと我に帰る。

そう言えばこれからどうすればいいんだろ。

とりあえずスマホを取り出して蓮に電話をかける。

その間も足を止めるのがもったいなくて歩みを進める。

少し長めのコール音が鳴って蓮が電話に出る。

「もしもし?」その声は少し怒っているよう

な悲しそうな声だった。
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