大切な人達よ
それが我が華ノ宮高等学校の生徒会に入れる条件なのよ。


学力だけでなく顔立ちの基準も並外れた人、

喧嘩、家の権力もとてもある人だけが生徒会の人になれるから皆は彼女、彼等についていくということなのよね。


でも私は最初の4つの条件はクリアしているけど最後の、喧嘩は全然出来ない。


でもワケあって生徒会長から姫に選ばれたから
私は副会長になることになったの。


今ではこの学校ではトップ2という肩書きがあってこの高校の人には好奇や憧れの目を向けられているの。


「はぁ、やっと着いた、」


”生徒会室“

ここはその名の通り生徒会の人達が集まる部屋


高校の生徒会室とは思えないほど整った整備に
とっても綺麗な部屋、何千万もする壺も置かれてありとてもすごい部屋なの

ガチャッ「ただいま~授業疲れた~」

そう、今は学生の一番大事な時間昼休みなのよ、


「国語って本当に意味がわからなくて困っ、」


ここまでは普段通りだったけど、


「うわっ、なにこれ、、、」


私が生徒会室に入った瞬間にとんできたのは一本の箸びっくりしすぎてパッと箸を投げた犯人をみると、


うわっ、案の定笑ってるわ、ムカつくわね。
だけど、次の瞬間には”そいつ“の眉間に皺が寄った。


そして、「ってめぇ、何でこんなに遅いんだよ!」

何故か私に激怒していた。


時計をみる。
「えっ、普通に12時半だけど?」


そう、いつも生徒会室に集まる時間は12時半
必ず授業が遅くなっても皆が集まれる時間


「何でいつもこんなピッタリに来るんだよ!
もっと早く来いや!」


なんて理不尽な野郎なのかしら、


あっ、紹介するの忘れてたわね!


このさっきからうるさい奴は川崎恭哉、180㎝以上もある身長と金髪の髪色、キリッとした目に整った顔立ち。


この誰もが認めるイケメンヤンキーは華ノ宮高等学校の副会長補佐であり、


そして、
「お前デートの時だってそうじゃねぇか!俺は30分も前から待ってんのにお前はいつも丁度の時間だしよ!俺だけがお前とデートするの楽しみなのかよ!!」


まぁ、会話の通り私の彼氏なのよ。
< 2 / 34 >

この作品をシェア

pagetop