大切な人達よ
そして今も“あの子”の膝の上で寝ている男の子は“篠原 春馬“もうわかってると思うけど
“篠原 春”の双子の兄なの。


でも性格は正反対で、春馬は無口なの。


そしてさっきの二人もだけど”あの子“にベタぼれで甘えん坊な男子なの。

容姿は春と全く同じで時々どっちか分からなくなったりもするわ。


後、春馬は“あの子”と私以外の女の子は好きじゃないの。


まぁ、女嫌いってやつなのよ。

昔色々あったらしいわ。
何で私が大丈夫なのかというと私は恭哉にベタぼれだからだって、ふふっ


で、”あの子“が大丈夫なのは恋愛感情でスキだかららしいわ。


そして、私がさっきから“あの子”と呼んでる人は


「梓、こんにちは、」
そう、我らが華ノ宮高等学校の“生徒会長様”なの。

恋愛漫画や小説だったら生徒会長は超絶イケメンなクール系男子とかだけど


私達華ノ宮高等学校の生徒会長は超絶美少女なクール系女子なの。


名前は“花園 澪華”


花園財閥の長女で私の幼なじみなの。


日本の美を感じさせるような気品さと堂々とした態度全国模試では500点満点中500点で堂々の一位


漆黒の黒髪にどこまでも深そうな真っ黒い瞳、化粧をしなくても誰もが羨む綺麗な肌、女らしさを感じさせる真っ赤な唇にスラッとした体のライン


この子は誰もが認める正真正銘の生徒会長様なのよ


私も最初見たときは人形かと思ったわ


色気も凄くて大人っぽさも感じる、


そして、、、

「梓、どうしたの?」

とても優しくて残酷な子なのよ。


誰でも抱えることのできない闇をいっぱい背負ってきて見てきている人なのそれこそ悲しく、壊れてしまうぐらいに


私は幼なじみだから側にいてあげることしか出来ないけどいつか、このとても優しい子を守ってくれるような人に出会ってほしいと心のそこから思うわ。


だって私は、、、



“親友”




なんですもの
< 4 / 34 >

この作品をシェア

pagetop