元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する
「そうだな」
瑠衣は杏奈の体を抱き寄せる。

「愛してる」
「私も。愛してる。」



入籍記念日の夜。
杏奈にとって忘れられない夜になった。

それは瑠衣だけではなく、両親からの想いを感じられたからだ。

そして、そんな両親の想いを杏奈に繋いでくれたのはほかの誰でもない。

瑠衣だった。
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