捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
自分のものだ、と所有権を主張するように余すことなく撫で回される。布越しに伝わる熱が私を焦らせて、この先のことを期待させた。お腹の奥がひどく熱く、足の先までじんと痺れる。キスだけでは物足りないと訴え始めた心をさらに絡め取ろうと、涼さんの手が私の腹部を手のひらを使って撫でた。その手が焦らすように下へ伸びていく。ひくり、と喉奥が鳴った。
「あの、せめてシャワー……」
「いい」
「私がよくない……」
「いい」
「っ、んぅ」
中断させようとしたからか、首筋に噛み付かれる。そのままじゅっと音を立てて強く吸われ、また痕を付けられたのを悟った。
ちり、と小さな痛みが走った場所を舌でなぞられて身じろぎする。わざとなのだろうか、肌へ落されるキスの音がやけに大きく聞こえた。
「あの、せめてシャワー……」
「いい」
「私がよくない……」
「いい」
「っ、んぅ」
中断させようとしたからか、首筋に噛み付かれる。そのままじゅっと音を立てて強く吸われ、また痕を付けられたのを悟った。
ちり、と小さな痛みが走った場所を舌でなぞられて身じろぎする。わざとなのだろうか、肌へ落されるキスの音がやけに大きく聞こえた。