捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「一応聞いておくが、俺を金づるだと思っているか?」
「思わないよ。……たしかにいろいろ贅沢はさせてもらってきたけど」
出会った当初に連れていかれた数々のレストランや豪華なデート。再会してからもすぐブランドものの服をプレゼントされたり、鳴に必要なものを揃えてもらった。今も涼さんの大きな家でなんの不自由もなく生活させてもらっている。
「私はあなたが社長だから好きになったわけじゃないし、そもそもあなたが告白するまで恋愛対象だとすら思ってなかったもの」
「それはそれで複雑なんだが」
「あ、ごめん」
「……よくそれで付き合おうと思ったな」
「告白されたときに、好きなのかもって思ったんだよね」
車に乗り込んだことは張り詰めていた空気が少しずつ和らいでいく。
「思わないよ。……たしかにいろいろ贅沢はさせてもらってきたけど」
出会った当初に連れていかれた数々のレストランや豪華なデート。再会してからもすぐブランドものの服をプレゼントされたり、鳴に必要なものを揃えてもらった。今も涼さんの大きな家でなんの不自由もなく生活させてもらっている。
「私はあなたが社長だから好きになったわけじゃないし、そもそもあなたが告白するまで恋愛対象だとすら思ってなかったもの」
「それはそれで複雑なんだが」
「あ、ごめん」
「……よくそれで付き合おうと思ったな」
「告白されたときに、好きなのかもって思ったんだよね」
車に乗り込んだことは張り詰めていた空気が少しずつ和らいでいく。