捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「私……結婚するって言ったら、どうする?」
我ながらおかしな質問をしていると苦笑する。ここで「だめだ」と言われても、結婚式はこれから挙げることになるのだ。
『どうって……なに言ってるの。あんたが結婚したら仕送りはどうなるのよ』
「それは……」
『よっぽど金持ちの相手ならいいけど、そうじゃないなら絶対許さないからね。どうせあんたみたいな器量のない子、もらってくれる人なんていないのよ。ずっとうちにいなさい』
「……お金持ちだよ」
私を好きだと言ってくれた涼さんを貶されたようで悔しい。だから、そう言ってしまった。改めてさらに母を言い負かそうと続けてしまう。
「お金持ちの社長さんなの。デートだっていつも豪華なんだよ。結婚したらもっとお金を好きに使えると思う」
我ながらおかしな質問をしていると苦笑する。ここで「だめだ」と言われても、結婚式はこれから挙げることになるのだ。
『どうって……なに言ってるの。あんたが結婚したら仕送りはどうなるのよ』
「それは……」
『よっぽど金持ちの相手ならいいけど、そうじゃないなら絶対許さないからね。どうせあんたみたいな器量のない子、もらってくれる人なんていないのよ。ずっとうちにいなさい』
「……お金持ちだよ」
私を好きだと言ってくれた涼さんを貶されたようで悔しい。だから、そう言ってしまった。改めてさらに母を言い負かそうと続けてしまう。
「お金持ちの社長さんなの。デートだっていつも豪華なんだよ。結婚したらもっとお金を好きに使えると思う」