捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
いくら見下ろしてくれているとはいえ、涼さんの身長は百九十近くある。その目線に合わせるとなると思い切り見上げなければならず、首の後ろがじんわり痛くなった。
「どうした」
また、涼さんが尋ねてくる。尋ねついでになぜかキスまでしてくるあたり、涼さんは涼さんだなと思ってしまった。
「鳴がいなくて寂しいの」
「ああ、今日だったのか」
「うん」
今日、鳴は保育園でお泊まり会だった。昨日の夜は大はしゃぎだったのに、今日の朝は私から離れまいと大泣きしていた。そんな鳴が今頃どうやって過ごしているか心配だし、きっと鳴以上に私が寂しい。
また胸に顔を押し付けると、ぽんぽんと頭を撫でられた。なにも言わずにそうしてくれるところが好きだとしみじみ感じ入る。
「とりあえず部屋の中に入っていいか」
「どうした」
また、涼さんが尋ねてくる。尋ねついでになぜかキスまでしてくるあたり、涼さんは涼さんだなと思ってしまった。
「鳴がいなくて寂しいの」
「ああ、今日だったのか」
「うん」
今日、鳴は保育園でお泊まり会だった。昨日の夜は大はしゃぎだったのに、今日の朝は私から離れまいと大泣きしていた。そんな鳴が今頃どうやって過ごしているか心配だし、きっと鳴以上に私が寂しい。
また胸に顔を押し付けると、ぽんぽんと頭を撫でられた。なにも言わずにそうしてくれるところが好きだとしみじみ感じ入る。
「とりあえず部屋の中に入っていいか」