捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
やっぱり、と心の中で呟く。煙にも似た香りはウイスキーだろう。酒の匂いがすると言えば不快なものをイメージするけれど、涼さんから微かに漂うそれは少しも不快ではなかった。香水かなにかと言われれば納得するぐらいに。
「飲むならお前とがいい。触りたくなったときにいるから」
甘えるように言われて頬をついばまれる。
いつもと同じようでいて違う涼さんの様子に、あ、と声を上げた。
(そういえば、前にもこんなことがあったっけ)
髪だけでなく頬や耳に触れてくる手を軽く掴んでみる。ぴたりと動きを止めた涼さんが、私を不思議そうに見つめた。
「酔ってるでしょ」
「ん?」
「酔うとどうなるか知ってるんだからね」
「ん……?」
「飲むならお前とがいい。触りたくなったときにいるから」
甘えるように言われて頬をついばまれる。
いつもと同じようでいて違う涼さんの様子に、あ、と声を上げた。
(そういえば、前にもこんなことがあったっけ)
髪だけでなく頬や耳に触れてくる手を軽く掴んでみる。ぴたりと動きを止めた涼さんが、私を不思議そうに見つめた。
「酔ってるでしょ」
「ん?」
「酔うとどうなるか知ってるんだからね」
「ん……?」